お部屋の模様替えや引っ越し、さらに転勤や結婚といったライフスタイルの変化などで、家具や家電を手放すことがあります。
これまで不要な家具家電は「リサイクル業者に買い取ってもらう」「粗大ごみとして引き取ってもらう」といった方法で処分するのが一般的でしたが、
フリマアプリの広がりや、環境意識の高まりから、処分ではなく「譲渡する」「売る」という動きが広がっています。
引取手がいれば、まだ使えるものも捨てずに済みますし、相手に喜んでもらえるので一石二鳥ですよね！
ここで問題になってくるのが「荷物をどうやって送るか」です。
大きなサイズの荷物は、宅急便では対応出来ないことが多いです。
だからといって引っ越し業者に依頼すると、人件費などでコストが高くついてしまう恐れも。
家具家電ひとつであれば、業者に依頼するよりも自分で運んだ方が経済的かもしれません。
しかし慣れない荷物の運搬は、故障や破損など事故のリスクがつきまといます。
荷物を守り、事故を防ぐためにも、しっかりと梱包作業を行う必要があります。
そこで、自分で家具家電を梱包する場合のコツをご紹介させていただきます。
今回は「間接照明」編です！
購入時の箱、もしくはダンボールやエアキャップを利用する
基本的には、購入時の箱が残っていれば、そちらを利用するのがベストです。
すでに箱を処分してしまっている場合は、ダンボールやエアキャップで梱包していきましょう。
では、照明のタイプ別に梱包方法をご紹介いたします。
シーリングライトの梱包方法
シーリングライトにも様々な種類がありますが、一般的に目にすることが多いフラットタイプの梱包方法についてご紹介いたします。
①シーリングライトを取り外し、本体とカバー部分に分けます。
②それぞれをエアキャップで包みます。カバー部分は特に割れやすいので厚めにしっかり梱包しましょう。
③シーリングライトの大きさに合ったダンボ―ルに入れます。
適切なサイズのものがない場合は、サイズに合わせてダンボールを切り張りして作っても良いでしょう。
隙間があると運搬時に壊れる危険が高まるので、緩衝材を詰めて動かないようにします。
セットになっているリモコンも一緒のダンボールに入れておくと、紛失のリスクを回避できます。
④運搬時のトラブル防止のため、箱の側面に「ワレモノ」の記載をします。
吊り下げタイプの照明（ペンダントライト）・小型のインテリアライトの梱包方法
①吊り下げタイプの照明は、コンセントを抜いて取り外します。
②カバーや電球部分を外せる場合は外します。それぞれをエアキャップで包み、テープで留めます。
③ダンボールに入れて梱包します。電球の部分や、作りが繊細な傘の部分は運搬時に割れる可能性が高いので、隙間に緩衝材を詰め、念入りに保護しましょう。
④運搬時のトラブル防止のため、箱の側面に「ワレモノ」の記載をします。
スタンドタイプの間接照明の梱包方法
スタンド式の照明は足元が弱く、運搬時に曲がったり、破損してしまう恐れがあります。
特に上の部分が重たくなっているものは注意が必要です。
①脚回りをダンボールで保護し、全体をエアキャップで巻いて梱包します。照明が倒れないよう、脚回りを安定させた状態で作業しましょう。
②ダンボールにいれ、足元の部分が動かないよう、緩衝材を詰めて固定します。
③照明全体を覆うように別のダンボールでカバーしていきます。複数のダンボールを縦に繋げて、一つの大きな箱を作るイメージです。
崩れないよう継ぎ目はガムテープでしっかり固定しましょう。
④運搬時のトラブル防止のため、箱の側面に「ワレモノ」の記載をします。
照明器具は他の荷物と比べても、壊れやすくデリケートな家具です。
しっかり梱包をし、破損防止の対策を行なう必要があります。
破損リスクを減らしたい場合や、梱包に自信がない場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
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